2014年05月25日

親として何をしてあげるべきか?

学習塾でも習い事でもよいですが、多くの可能性を追求しようとすると、経済力がものをいいます。その家で出来る限りのことをしてあげるしかありません。
 
あとは「好み」のパラメーターを上げてあげるしかないでしょう。
 
例えば、こんな話があります。ウィーンの大学院まで留学したあるピアニストがいました。その人は娘にもピアノを教えて、小学校低学年の時から毎日5時間以上練習させていたそうです。才能もあったのでしょう。全国コンクールで何度も入賞や優勝をしていました。
 
ところが、高校1年生になるとき、今度の全国コンクールで優勝したら、ピアノはやめると宣言し、実際、優勝して、翌日には家にあったグランドピアノを撤去してしまいました。現在はファッションデザイナーとしてニューヨークで働いています。
 
才能があるからといって、無理強いしてはダメという好例でしょう。
 
よって、親としてできることは
 
●嫌いにならないようにゲーム性を入れてあげる(褒めてあげるというのはこの中のひとつの手段になります)。
●同程度の競争相手がいる環境をできるだけ探す。
の2点につきます。
 
上記とは少し違う話しとなりますが、
 
例えば、医者の子供はある程度自分が賢いと潜在的な確信を持っているだろうし、プロのスポーツ選手の子供も自分が普通よりも運動能力が高いと確信を持ってスポーツに取り組んでいるはずです。しかし、実際は、父親が該当する能力を持っていたとしても、母親が持っていなかった場合、その子供がその才能を持っていないことはあり得ます。
 
また、能力的にも家系的にも何の特徴も持たない両親の間で育った子供はそういった才能に対する潜在的な確信も持てず、どちらかというと自分は両親と同様、至って平凡な存在だという逆の意味での確信を持ってしまい、日本のような同質社会では一人飛び抜けた存在になろうという意欲も持てないでしょう。
 
遺伝子の違いが能力の違いに反映されるのはたかが知れている範囲ですが、根拠の曖昧な確信というのは、最初の一歩を踏み出したり、いちかばちかの一歩を踏み出すのに背中を押してくれる大きな役割を果たしてくれたりします。それが良いか悪いかはそれぞれです。
 
殆どの場合は結果から、良し悪しを判断しているだけですが、踏み出したいという思いがあるのなら、ある意味、どの道でもよいわけです。遺伝子検査とは根拠の曖昧な確信を買って、背中を押して貰うというのが一番効果的な使い方でしょう。
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posted by ひろ at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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